建設現場で働く現場監督にとって、工事の進捗状況や品質を記録する「工事写真」は非常に重要な役割を担っています。
しかし、一般的なデジタルカメラやスマートフォンのカメラでは、過酷な現場環境に耐えきれず、すぐに故障してしまうことも少なくありません。
そこで、現場監督に強くおすすめしたいのが「現場用カメラ」です。
現場用カメラは、防水・防塵・耐衝撃など、厳しい現場環境にも耐えうる高い耐久性を備えているのが特徴です。
また、手袋をしたままでも操作しやすいよう、操作性にも優れた設計になっています。
レンズ性能も広角やマクロなど、工事写真の撮影に最適な仕様を備えているモデルが多数存在します。
さらに、GPS機能やWi-Fi機能を搭載した機種もあり、撮影した写真をその場で現場事務所に送信できるなど、業務の効率化にも大きく貢献してくれます。
本記事では、現場用カメラが必要な理由から選び方のポイント、おすすめ機種までを幅広く解説していきます。
工事写真の品質向上と業務効率化を実現する、現場監督必携のアイテムをぜひチェックしてみてください。
また、工事現場の管理において、携帯型の現場用カメラと併せて現場監督の業務効率を大きく改善できるのが「設置型の現場カメラ」です。特に、月額13,000円からレンタル可能な「現場見守る君」は、以下のような現場監督の負担を軽減する機能が評価されています。
- スマートフォンで遠隔から現場確認が可能で、移動時間を大幅削減
- 夜間や休日の現場状況も自動記録され、トラブル対応の手間を省略
- 工事進捗を時系列で記録保存でき、報告書作成の工数を削減
- 必要な工期に合わせて柔軟に契約できるため、コスト管理も容易
本記事では、まず現場監督の皆様に不可欠な携帯型現場用カメラについて詳しく解説し、その後で設置型カメラ「現場見守る君」の詳細についてもご紹介していきます。
現場用カメラが必要な2つの理由
1. 工事写真の重要性
建設現場における工事写真は、施工管理や品質管理のために欠かせない存在です。
工事の進捗状況を正確に記録し、施工の手順や使用材料などを明確にすることで、トラブルの予防や原因究明にも役立ちます。
また、公共工事などでは、工事写真の提出が義務付けられているケースも多いため、現場監督にとって工事写真の撮影は重要な業務の一つといえるでしょう。
工事写真は、その工事が適切に行われたことを証明する大切な証拠資料なのです。
2. スマートフォンのカメラでは限界がある
近年のスマートフォンは、高性能なカメラを搭載しているため、工事写真の撮影にも使えそうに思えます。
しかし、建設現場特有の過酷な環境では、スマートフォンのカメラでは限界があるのが実情です。
例えば、粉塵の多い現場では、スマートフォンのレンズに埃が付着し、クリアな写真が撮れなくなってしまいます。
また、雨天時の屋外工事などでは、スマートフォンが水没してしまうリスクもあります。
さらに、高所での作業中に誤ってスマートフォンを落としてしまった場合、破損してしまう可能性が高いのです。
このように、建設現場の環境では、一般的なスマートフォンのカメラでは、工事写真の撮影に適していないことが分かります。
現場監督が工事写真の撮影に使うカメラは、現場の過酷な条件にも耐えうる高い耐久性が求められるのです。
現場用カメラの選び方
耐久性(防水・防塵・耐衝撃)
現場用カメラに求められる最も重要な特性が、高い耐久性です。
建設現場では、雨や水しぶきにさらされることが多いため、JIS保護等級の「IPX8」相当の防水性能を持ったカメラが適しています。
「IPX8」は、水深30分で8時間の水没に耐えられるレベルの防水性能を意味しています。
また、現場の粉塵から本体を守るため、「IP6X」相当の防塵性能も必要不可欠。
「IP6X」は、直径75μm以下の粉塵の侵入を完全に防げるレベルの防塵性能です。
さらに、scaffold(さび)や地面に落下するリスクを考慮し、2メートル程度の高さからの落下にも耐えられる耐衝撃性も重要なポイントといえます。
カメラ本体の素材も、プラスチックよりも金属製の方が耐久性は高くなります。
操作性(手袋をしたまま使える)
建設現場では、ケガ防止のために軍手や手袋を着用しているのが一般的です。
そのため、現場用カメラは、手袋をしたままでも操作がしやすいものを選ぶ必要があります。
ボタンの大きさや配置、グリップ性の高い素材の採用など、操作性に配慮した設計になっているかどうかがポイントです。
特に、寒冷地の現場では厚手の手袋を着用することが多いため、ボタンの押しやすさには特に注意が必要です。
また、現場監督の中には、片手でカメラを構えながら、もう片方の手で図面を持つことがあります。
片手での撮影がしやすいグリップ形状になっているかどうかも確認しておきたい点です。
タッチパネル式の液晶モニターは、手袋をしていると操作がしづらいため、物理ボタンでの操作が可能なカメラが現場向きだといえるでしょう。
レンズ性能(広角・マクロ・明るさ)
現場用カメラを選ぶ際は、レンズの性能にも注目が必要です。
まず、工事現場を広い視野で撮影するために、広角レンズを搭載したモデルがおすすめです。
焦点距離28mm相当以上の広角レンズがあれば、狭い空間や高所からでも現場全体を撮影しやすくなります。
また、配管の接合部分など細かい箇所を撮影する際には、マクロ(接写)機能が重宝します。
1cm程度までピントが合うマクロ性能があれば、部材の細部まで鮮明に記録できます。
さらに、太陽光の届きにくい室内や夕方以降の撮影では、明るいレンズを搭載したカメラが有利です。
F値が小さいほどレンズは明るくなるので、F2.0以下の明るいレンズを選ぶのがベターです。
暗所での撮影では、シャッタースピードが遅くなるため手ブレしやすくなりますが、明るいレンズならその心配も減らせます。
その他の機能(手ブレ補正・GPS・Wi-Fiなど)
現場用カメラには、レンズの基本性能以外にも、撮影をサポートする便利な機能が数多く搭載されています。
例えば、手ブレ補正機能は、カメラのブレを自動で補正してくれるため、シャッタースピードが遅くなりがちな暗所や望遠での撮影で威力を発揮します。
また、GPS機能を備えたカメラなら、撮影した写真に自動で位置情報を記録できるので、どの現場で撮影したのかを後から確認する手間が省けます。
現場での撮影終了後は、その日のうちにデータを社内で共有したいもの。そんな時に便利なのが、Wi-Fi機能です。
Wi-Fi対応カメラなら、パソコンやタブレットに写真をすぐに転送でき、業務の効率化に役立ちます。
4K動画の撮影に対応していれば、工事の進捗状況を動画でも記録可能。
静止画だけでは伝わりにくい状況も、動画なら詳細に記録できます。
公共工事に必須の「CALSモード」
国土交通省などが定める公共事業の基準(CALS)に対応した「CALSモード」も、現場用カメラには欠かせない機能です。
CALSモードを搭載したカメラなら、ボタン一つで縦横比や解像度が工事写真の基準に合った状態で撮影ができます。
面倒な設定を施工者側でする必要がないので、現場の作業効率が大幅にアップ。
公共工事を請け負う機会が多い現場監督は、必ずCALSモードを搭載したカメラを選ぶようにしましょう。
メーカーの特徴
現場用カメラのメーカーにはそれぞれ特徴があるので、自社の現場に合ったメーカーを選ぶのが賢明です。
RICOH
RICOHは現場用カメラの老舗的存在で、豊富なラインナップを誇ります。
耐久性能に加えて操作性の良さが定評で、使い勝手の良さは現場監督から高く評価されています。
防水・防塵・耐衝撃はもちろん、有害な薬品のガスからもカメラ本体を守れる耐薬品性能を備えたハイエンドモデルもラインナップ。
過酷な現場で使用頻度の高い現場監督におすすめのメーカーです。
OLYMPUS
OLYMPUSの現場用カメラは、本体の小型軽量化に定評があります。
重量300g以下の機種が多数ラインナップされており、携帯性に優れています。
各種の耐久性能も申し分なく、アウトドア用途にも人気が高いメーカーです。
明るく歪みの少ない高品質なレンズを得意とし、解像感の高い工事写真の撮影が可能。
機動力を重視する現場監督に最適な選択肢といえるでしょう。
Nikon
一眼レフカメラで名高いNikonですが、現場用カメラも優秀な機種が揃っています。
全天候型で水深30mまで対応するなど、防水性能の高さがウリ。
水中工事の現場などでも安心して使用できます。
また、1,600万画素クラスの高画質センサーを搭載しているのも特徴的。
施工不良の原因究明に役立つ、精細な工事写真の撮影が可能です。
河川工事など水場の現場を担当する現場監督に、最もおすすめできるメーカーです。
現場用カメラのおすすめ12選
第1位:RICOH G900
リコーの「G900」は、建設現場の過酷な環境に特化した高性能カメラです。
防水・防塵・耐衝撃・耐薬品と、あらゆる現場で使えるタフネス設計が魅力。
CALSモードを搭載しているので、公共工事の電子納品にも対応可能です。
さらに、バーコードリーダーやパスワードロック機能など、セキュリティ面にも配慮されています。
現場監督の業務効率化を強力にサポートする、まさに現場のためのカメラと言えるでしょう。
第2位:RICOH WG-80
リコーの「WG-80」は、本格的なアウトドアシーンにも対応する、タフネスカメラです。
水深14mの防水性能、1.6mの耐衝撃性能、-10℃の耐寒性能と、過酷な環境下でも使用可能。
広角28mmから望遠140mmまでの光学5倍ズームで、幅広いシーンを撮影できます。
また、LEDライトを6灯搭載しており、暗所での撮影にも便利。
操作もシンプルなので、カメラに詳しくない現場監督でも使いこなせるでしょう。
第3位:OLYMPUS Tough TG-6
オリンパスの「Tough TG-6」は、1200万画素の高画質撮影が可能な、タフネスカメラです。
深度15mまでの防水性能、2.1mの耐衝撃性能など、過酷な現場環境にも耐えうるスペックを備えています。
明るい大口径レンズF2.0を採用しており、暗い場所での撮影にも強みを発揮。
ダイビングや登山など、アウトドアでのレジャー使用にも最適です。
コンパクトながらもハイスペックな、オールマイティーなタフネスカメラと言えます。
第4位:Nikon COOLPIX W300
ニコンの「COOLPIX W300」は、防水30m、耐衝撃2.4mという驚異的なタフネス性能を誇ります。
4K UHD動画にも対応しているので、現場の臨場感あふれる映像記録が可能。
GPS、電子コンパス、深度計、高度計、水中バーометターを搭載しており、撮影データの管理にも便利です。
操作画面は、手袋をしたままでも操作しやすい設計。
寒冷地の現場でも快適に使えるカメラと言えるでしょう。
第5位:RICOH WG-6
リコーの「WG-6」は、2000万画素の高画質撮影と、優れたタフネス性能を両立したカメラです。
水深20mの防水、2.1mの耐衝撃、-10℃の耐寒性能を備え、過酷な現場での使用に耐えうる堅牢さを持ちます。
リングライトを搭載しているので、暗所や近接撮影時の被写体を明るく照らせます。
CALSモードも搭載しているので、公共工事の電子納品にも対応可能。
高画質と使いやすさを兼ね備えた、現場のための高性能カメラです。
第6位:RICOH G800
RICOH G800は、建設現場でのハードな使用にも耐えうる高い堅牢性が魅力のカメラです。
防水性能はJIS保護等級8級相当の水深5mをクリアし、粉塵の侵入を防ぐ防塵性能も6級相当と申し分ありません。
また、2.0mの落下にも耐える耐衝撃性を備えているので、万が一の落下にも安心。
さらに、有害な化学物質が充満する現場でも使える耐薬品性能も兼ね備えています。
GPS機能やCALSモードも搭載しており、工事写真管理基準に準拠した撮影が可能。
過酷な環境下でもしっかりと業務をこなせる、現場監督の強い味方になってくれるカメラです。
第7位:OLYMPUS Tough TG-5
OLYMPUS Tough TG-5は、コンパクトボディながら本格派の機能を搭載した、タフネスカメラの名機です。
1,200万画素の高画質撮影が可能で、RAW画像の記録にも対応。
F2.0の明るい広角レンズを搭載しているので、暗所や水中での撮影もお手の物です。
防水性能は15m、耐衝撃性能は2.1mの高さからの落下をクリア。
使用温度は-10℃までと、厳しい環境での使用も問題なし。
レンズ前面には傷がつきにくい「ダブルガラス」を採用するなど、細部までこだわり抜かれた堅牢設計が特徴です。
小型で携帯性に優れている点も魅力で、工事現場への持ち運びに最適。
メーカー純正の防水ハウジングを装着すれば、水深45mでの撮影も可能になります。
第8位:RICOH WG-70
RICOH WG-70は、シリーズの中でも特に高い防水性能を誇るモデルです。
水深14mまでの撮影が可能で、連続2時間の水中使用にも耐えられます。
また、-10℃の低温環境下でも正常に動作。
1.6mの落下にも耐える耐衝撃性と、100kgの荷重にも負けない耐荷重性を兼ね備えた、タフネス設計が魅力です。
広角28mm相当から望遠140mm相当までの光学5倍ズームレンズを内蔵し、多彩なシーンに対応。
6軸手ぶれ補正機構によって、ブレの少ない鮮明な画像が得られます。
アウトドアレジャーにも活躍するモデルですが、もちろん工事現場での使用にも最適。
CALSモードを搭載しているので、工事写真の撮影基準にも対応可能です。
第9位:RICOH WG-60
RICOH WG-60は、シンプルな操作性と高い信頼性を両立したモデルです。
現場用カメラに求められる防水・防塵・耐衝撃・耐寒性能は余裕でクリア。
水深14mで連続2時間の撮影が可能で、1.6mの落下にも耐えられます。
業務用カメラとして最適な性能を備えながらも、カメラ初心者でも扱いやすいシンプルな操作性も魅力。
アウトドアモニターを搭載しているので、日差しの下でも画面が見やすく快適に撮影できます。
デジタル顕微鏡モードを搭載しているのもポイント。
通常のマクロ撮影よりもさらに至近距離から被写体を大きく撮影可能で、細部のチェックに役立ちます。
現場監督の必需品として重宝すること間違いなしの一台です。
第10位:Nikon COOLPIX W150
Nikon COOLPIX W150は、お求めやすい価格帯ながら、現場用カメラとして必要十分な性能を備えたモデルです。
水深10mまでの防水性能と1.8mの耐衝撃性を備え、寒冷地でも使用可能な耐寒設計。
ボディは軽量でコンパクトなので、長時間の使用でも疲れにくいのが魅力です。
1,300万画素の高画質撮影が可能で、光学3倍・デジタル4倍の合計12倍ズームにも対応。
シーンに合わせて自動で最適な設定に調整してくれる「オート撮影モード」を搭載し、カメラ初心者でも失敗の少ない撮影ができます。
狭所や暗所など、現場特有の厳しい環境での撮影にも役立つ性能と機能性を兼ね備えた、コストパフォーマンスに優れたモデルです。
第11位:RICOH WG-50
RICOH WG-50は、高い堅牢性を備えながら、手軽に使えるエントリーモデル的な位置づけのカメラです。
JIS保護等級8級相当の防水性能と6級相当の防塵性能を備え、1.6mの落下にも耐える耐衝撃ボディを採用。
使用温度は-10℃までで、寒冷地の工事現場でも問題なく稼働します。
光学5倍ズームレンズを内蔵し、広角24mmから望遠120mm相当までをカバー。
アウトドアモニターを装備しているので、太陽光の下でも液晶画面が見やすいのがポイントです。
トイカメラのようなレトロなルックスも特徴的。
現場作業の合間の息抜きにも使えそうなデザインです。
機能・性能は必要十分ながら、リーズナブルな価格で購入できるのも魅力。
社用カメラとして複数台導入したい現場などにもおすすめの一台です。
第12位:富士フイルム FinePix XP140
富士フイルム FinePix XP140は、カラーバリエーションが豊富なのが特徴の現場用カメラです。
イエロー、ライトブルー、ダークシルバー、ライムの4色を用意。
複数台を導入する際に、現場や社員ごとに色を変えられるので管理がしやすくなります。
カメラとしての性能も必要十分で、水深25mの防水、1.8mの耐衝撃、-10℃の耐寒性能を備えています。
シーンに合わせて最適な設定を自動で選択する「AIオート」を搭載し、カメラ初心者でも失敗知らずの撮影が可能。
光学5倍ズームレンズを内蔵しているので、被写体に寄れない時でも望遠で撮影ができます。
コンパクトで軽量なボディも魅力で、片手での撮影も難しくありません。
機能・性能は控えめながらも、現場用カメラとして十分実用的。
財布に優しい価格設定もうれしいポイントです。
カメラと一緒に活躍するアクセサリー
現場用カメラをより効果的に活用するために、一緒に揃えておきたいアクセサリーがあります。
ここでは、特に役立つアイテムを2つ紹介します。
カメラ棒
現場で撮影する際、脚立に乗って高い位置から撮ったり、狭い場所に入り込んで撮ったりと、通常の姿勢では撮影が難しいシーンが多々あります。
そんな時に活躍するのが、カメラ棒(一脚)です。
カメラを棒の先端に取り付けることで、手の届かない高い場所や狭い場所からでも、安全に撮影することができます。
伸縮式のものを選べば、コンパクトに収納でき、持ち運びにも便利。
高所作業が多い現場には、ぜひ用意しておきたいアイテムです。
防水ケース
せっかくの防水カメラも、ポケットやカバンに入れて持ち歩くうちに、汚れや傷がつくことがあります。
また、突然の雨や水しぶきにさらされることも多い現場では、カメラが濡れてしまう可能性も。
そんな時に役立つのが、防水ケースです。
カメラを防水ケースに入れておけば、泥や汚れ、水滴からカメラ本体を守ることができます。
ケースに入れたままでも撮影ができるタイプであれば、雨天時の工事写真撮影にも最適。
長く安心してカメラを使い続けるためにも、防水ケースは持っておきたいアクセサリーです。
設置型の現場カメラ「現場見守る君」も要チェック
(公式サイトより引用)
ここまで、現場監督が携帯して使う現場用カメラを中心に紹介してきましたが、工事現場に常設して使う「設置型の現場カメラ」も注目アイテムです。
中でもおすすめなのが、長期レンタルが可能な監視カメラシステム「現場見守る君」。
現場の課題を解決しながら、遠隔で現場管理ができる優れものです。
現場監督の業務負担を大幅に軽減
「現場見守る君」は、現場監督が日々直面する以下のような業務上の負担を、効率的に解決します。
【現場見守る君で実現できる業務改善】
- 夜間休日の現場パトロール業務の自動化
- 近隣対応時の状況確認を遠隔で実施
- 安全パトロールの効率化とリアルタイム共有
- 工程写真の自動記録による報告書作成の効率化
- 遠隔検査対応による移動時間の削減
これらの課題は、多くの建設現場で頭を悩ませるもの。
しかし、「現場見守る君」を導入することで、カメラの目で現場を常に見守り、トラブルを未然に防ぐことができるのです。
手軽な月額料金と簡単設置
「現場見守る君」は、お手頃な月額料金で長期間レンタルできるのが魅力。
カメラや録画装置、バッテリーなどがセットになったオールインワンタイプなので、設置も簡単です。
専門知識がなくても、届いたその日から使用を開始できます。
また、電源工事や配線工事も不要で、狭小地や山間部など、どんな現場にも設置可能。
大規模な工事現場から小規模な現場まで、幅広く活用できます。
スマホで現場をリアルタイムに確認
「現場見守る君」の大きな特徴は、専用のアプリでスマートフォンやタブレットから、現場の様子をリアルタイムで確認できること。
現場に行かなくても、いつでもどこでも現場の状況を把握できるので、大幅な業務効率化が図れます。
画質は高精細な200万画素。
鮮明な映像で細部までしっかりチェックできます。
赤外線LEDを搭載しているので、真っ暗な夜間でも撮影可能。
昼夜を問わず、24時間365日現場監視の目が届くのも心強いポイントです。
設置型防犯カメラの導入をお考えの方はイー・スマイルにご相談ください。
まずは資料請求からでもお気軽にご連絡ください。
まとめ
用途に合わせて最適な現場カメラを選ぼう
現場用カメラは、建設現場において施工管理や工程管理に欠かせないアイテムです。
単に写真を撮影するだけでなく、工事の品質を確保し、トラブルを未然に防ぐ重要な役割を担っています。
現場監督の業務効率を大きく左右する製品だけに、自社の現場環境や用途に合わせて、最適な機種を選ぶことが肝心。
耐久性や操作性、レンズ性能など、押さえるべきポイントをしっかり確認しながら、候補を絞っていきましょう。
CALSモードの有無など、公共工事の現場で求められる機能にも配慮が必要です。
また、メーカーによって得意とする機能や特徴が異なるので、RICOHやOLYMPUS、Nikonなどの個性をチェックしておくのも良いでしょう。
予算に応じて、コスパ重視のモデルを選ぶのもアリです。
設置型カメラと持ち運び型カメラの使い分けがおすすめ
工事現場の課題解決をトータルでサポートするなら、設置型カメラと持ち運び型カメラを併用するのがおすすめ。
設置型の「現場見守る君」を常設して現場を24時間監視しつつ、持ち運び型カメラを使って細部の撮影を行えば、施工管理の精度が格段にアップします。
「現場見守る君」は、スマートフォンからいつでも現場確認が可能で、現場監督の休日出勤や夜間対応の負担を大幅に軽減。
1日あたり数時間かかっていた現場パトロールや記録作業を、わずか数分程度まで効率化できます。 月額13,000円からという手頃な料金設定で、工期に応じて必要な期間だけ利用可能。
複数現場を抱える現場監督の方でも、必要な現場から順次導入して効果を検証できるため、業務改善を段階的に進められます。
持ち運び型カメラと設置型カメラ、それぞれの特性を理解し、自社の現場に最適な運用方法を見つけてください。
工事写真撮影の質を高め、施工管理業務の改善を進めることで、現場監督の働き方改革を推進していきましょう。
設置型防犯カメラの導入をお考えの方はイー・スマイルにご相談ください。
まずは資料請求からでもお気軽にご連絡ください。