TOP 新着情報 足場の防犯カメラ設置で工事現場の安全を守ろう

足場の防犯カメラ設置で工事現場の安全を守ろう

足場を設置した工事現場では、空き巣などの犯罪リスクが高まります
外壁塗装やマンションの大規模修繕などで足場が組まれると、不審者の侵入口となってしまうのです。

こうした工事現場の安全を守るために、足場への防犯カメラ設置が注目されています。
防犯カメラは、犯罪抑止効果だけでなく、施工会社の信頼性向上現場管理の効率化にも役立ちます。

しかし、工事現場への防犯カメラ設置には、ネット環境の確保設置の手間など、いくつかの課題があるのも事実です。

そこで本記事では、足場設置後の防犯対策の必要性と、防犯カメラ設置のメリットについて詳しく解説します。

さらに、ネット環境不要で手軽に導入できる「現場見守るくん」という画期的な防犯カメラもご紹介します。

建設業の方々だけでなく、工事を依頼する施主の方々にも知っておいていただきたい、足場の防犯対策の重要性について探っていきましょう。

足場設置後の防犯対策の必要性

建設現場, 構築する, 家, 工事, 建物, 住宅建設, 仕事, フレームワーク

工事現場に足場が設置されると、空き巣や不法侵入のリスクが高まります

足場は本来、建物の外壁塗装やマンションの大規模修繕などの作業を安全に行うために設置されるものですが、犯罪者にとっては格好の侵入経路となってしまうのです。

ここでは、外壁塗装期間の空き巣リスクや、足場を使った不法侵入の防止大型マンションの修繕中に起こりうる犯罪について詳しく解説し、足場設置後の防犯対策の必要性を考えていきます。

外壁塗装期間は空き巣に狙われやすい

外壁塗装工事では、建物全体を足場で囲むため、普段は到達困難な2階以上の窓からも侵入されるリスクが高まります
警視庁の統計によると、空き巣の侵入口の約57%が「窓」であり、足場があることで窓からの侵入がより容易になってしまうのです。

また、外壁塗装の工事期間は通常2週間から1ヶ月程度と比較的長期に及ぶため、その間ずっと足場が設置されたままになることも、空き巣を誘発する一因と言えるでしょう。

足場を使った不法侵入の防止

足場, 屋根, タイル, 修理, 建物, 工事, アーキテクチャ, 家, 構造足場は空き巣だけでなく、不法侵入の経路としても悪用される可能性があります。
マンションの修繕工事などでは、大規模な足場が長期間設置されるため、部外者が足場を伝って不法に侵入するケースが報告されています。

こうした不法侵入は、居住者のプライバシーを脅かすだけでなく、盗難や器物損壊などの二次的な犯罪を誘発する恐れもあります。
足場を使った不法侵入を防ぐためには、足場の入口に施錠をするなどの物理的な対策と併せて、防犯カメラによる監視が有効です。

大型マンションの修繕中に起こる犯罪

建築, 構築する, 建物, 建設現場, 工事, フレームワーク, 市, 住宅建設大型マンションの大規模修繕工事では、長期間にわたって足場が設置されるため、様々な犯罪のリスクが高まります
ここでは、大型マンションの修繕中に起こりうる代表的な犯罪を見ていきましょう。

窃盗

大規模修繕工事では、多くの資材が現場に保管されるため、その資材を狙った窃盗のリスクがあります
特に、銅やアルミなどの金属類は、転売目的の盗難の対象となりやすいので注意が必要です。

また、工事関係者の車両が狙われるケースもあるため、駐車場の防犯対策も重要となります。

器物損壊

大型マンションの修繕工事は、周辺住民の生活に影響を及ぼすことがあるため、近隣トラブルに発展するリスクを孕んでいます
トラブルが深刻化すると、足場の資材や工事車両が器物損壊の被害に遭う可能性もあります。

万が一に備えて、防犯カメラで現場を監視し、いたずらや破壊行為を抑止することが大切です。

不法投棄

大規模修繕工事では、大量の廃棄物が発生するため、不法投棄のリスクも高まります
廃棄物の処理費用を節約するために、現場に不法に投棄する業者が現れる可能性があるのです。

不審な車両の出入りを防犯カメラで監視することで、不法投棄を未然に防ぐことができるでしょう。

以上のように、足場の設置は様々な犯罪リスクを伴います。

工事現場の安全を守るためには、足場設置後の防犯対策が不可欠なのです。

足場への防犯カメラ設置の4つのメリット

防犯カメラ, カメラ, 安全, Cctv, 監視, 大きい, 業界, モニター足場に防犯カメラを設置することで、様々なメリットを得ることができます

ここでは、防犯カメラ設置による犯罪抑止効果や、施工会社の信頼性向上現場管理の効率化居住者の安心確保について詳しく解説します。
工事現場の安全対策として、防犯カメラ設置を検討している方は必見です。

1. 犯罪の抑止力になる

足場に防犯カメラを設置することで、犯罪者に対する強力な抑止力となります
防犯カメラの存在を明示することで、不審者の侵入を未然に防ぐことができるのです。

また、万が一犯罪行為が行われた場合でも、防犯カメラの映像から犯人を特定しやすくなります。
警察への通報や被害の補償請求にも役立つため、工事現場のセキュリティ強化に大きく貢献します。

2. 施工会社の身の潔白を証明できる

工事現場で盗難や器物損壊などの被害が発生した場合、施工会社の管理責任が問われるケースがあります。
しかし、防犯カメラの映像があれば、施工会社の責任の所在を明確にすることができます。

盗難であれば、犯人が外部から侵入したことを証明できますし、器物損壊であれば、施工会社の過失ではないことを立証できるでしょう。

このように、防犯カメラは施工会社の身の潔白を守るためにも重要な役割を果たします。

3. 現場確認の手間が省ける

建築家, 予定, 工事, 保護ヘルメット, エンジニアリング, チーム, 職業

防犯カメラを設置することで、現場監督の負担を大幅に軽減できます。

従来、現場監督は頻繁に現場を巡回し、作業の進捗や安全状況を目視で確認する必要がありました。
しかし、防犯カメラがあれば、事務所にいながらにしてリアルタイムで現場の状況を把握できるのです。
現場に行く手間を省けるだけでなく、複数の現場を同時に監視することも可能になります。

また、録画された映像を見返すことで、事故やトラブルの原因究明にも役立ちます。

4. 居住者の安心確保につながる

マンションの大規模修繕工事では、居住者の安全・安心の確保が大きな課題となります。
足場があることで、不審者が住戸に侵入するリスクが高まるためです。

防犯カメラを設置することで、居住者の不安を和らげることができます。

また、万が一の犯罪発生時には、被害の補償につながる可能性もあります。
さらに、工事の様子を録画しておけば、居住者に工事の進捗状況を説明する際にも役立つでしょう。

居住者の理解と協力を得るためにも、防犯カメラの設置は有効です。

以上のように、足場への防犯カメラ設置には多くのメリットがあります

工事現場の安全を守り、施工会社の信頼を高めるためにも、防犯カメラの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

足場の防犯カメラ設置以外の6つの対策

防犯カメラの設置は、工事現場の防犯対策として非常に有効ですが、それだけでは十分とは言えません。

ここでは、防犯カメラ以外にも足場の防犯対策として取り組むべきポイントを6つ紹介します。

施主の方も施工会社の方も、工事期間中の安全確保のために参考にしてください

1. 居住者にカーテンを閉めるよう提案する

インテリア, 家, カーテン, 日光, カーテン, カーテン, カーテン工事期間中は、日中でもカーテンを閉めておくよう居住者に提案しましょう。

足場があることで、外部から室内が見えやすくなってしまうためです。

防犯上の観点から、カーテンを閉める習慣を促すことが大切です。

施工会社から居住者に対し、防犯対策の一環としてカーテンの使用を呼びかけると良いでしょう。

2. 居住者に窓の施錠を呼びかける

工事期間中は、使用していない窓も含めて必ず施錠するよう、居住者に呼びかけましょう。

足場があることで、普段は施錠しない2階以上の窓からも侵入されるリスクが高まります。

小さな窓も施錠が必要であることを伝え、居住者の防犯意識を高めることが大切です。

施工会社から居住者へ、窓の施錠徹底を呼びかけることで、空き巣被害の防止につなげましょう。

3. 居住者と連携して不審者に注意する

工事中は、普段見かけない人物が現れやすくなります。

その中には、下見目的の空き巣犯が紛れ込んでいる可能性があります。

居住者には、不審な人物を見かけた際には、すぐに警察や施工会社に連絡するよう伝えましょう。

また、不審者の特徴を詳しく伝えることの重要性を説明し、居住者の協力を仰ぐことが大切です。

施工会社も現場で不審者を発見した際は、速やかに対応することが求められます。

足場へ立ち入れないようにする

ブリストル, 工事, 足場, 安全性, 仕事, ワーカー, アクセス足場の防犯対策として、足場への立ち入りを制限することも大切です。
具体的には、足場の出入口に施錠やバリケードを設置するなどの方法が考えられます。

また、「関係者以外立入禁止」などの警告表示を行うのも効果的でしょう。

こうした対策により、不審者の侵入を物理的に防ぐことができます。

足場の設置業者と相談して、適切な立ち入り制限措置を講じるようにしましょう。

センサーライトや音の出るものを設置する

足場周辺に、センサーライトや音の出るものを設置するのも有効な防犯対策です。
センサーライトは、人の動きを感知して自動的に点灯するライトのことで、侵入者を威嚇する効果があります。

音の出るものとしては、侵入口付近に砂利を敷くなどの方法があります。
砂利を踏むと大きな音が出るため、侵入行為を察知しやすくなるのです。

これらの設置には、施工会社の協力が不可欠です。
防犯対策の必要性を伝えて、積極的に設置を提案していきましょう。

事前に業者から工程表をもらっておく

カレンダー, 日にち, 2023, 月, 日, 年, 時間, 数週間施工業者から、詳細な工程表を事前にもらっておくことも大切です。
工程表があれば、いつ頃に足場の設置や撤去が行われるのかを把握できます。
それにより、特に警戒すべき時期を認識し、備えを万全にすることができるのです。

また、予定外の作業が行われていないかを確認するためにも、工程表は重要です。
不審な点があれば、すぐに施工会社に連絡を取りましょう。
工事の進捗状況を小まめにチェックすることが、トラブル防止につながります。

以上のように、足場の防犯対策には様々な方法があります。
それぞれの現場の特性に合わせて、できる対策を組み合わせていくことが肝要です。

施主と施工会社が協力して、安全・安心な工事現場を目指していきましょう。

ネット環境不要の防犯カメラ「現場見守るくん」

工事現場に防犯カメラを設置したいけれど、ネット環境の確保が難しいという方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、「現場見守るくん」という画期的な防犯カメラです。

現場見守るくんは、ネット環境がなくても使える防犯カメラで、手軽に導入できるのが大きな特長です。

ここでは、現場見守るくんの特長や活用方法について詳しく解説します。

レンタル可能で手軽に導入できる

現場見守るくんは、購入だけでなくレンタルも可能です。
工事現場のように一時的に防犯カメラが必要な場合には、レンタルがおすすめです。
必要な期間だけ利用できるので、コストを抑えられるのが大きなメリットです。

また、現場見守るくんは、設置が非常に簡単です。
専門知識は不要で、どなたでも手軽に導入できます。
電源さえ確保できれば、どこにでも設置可能なので、柔軟な運用ができるのも嬉しいポイントです。

足場屋、塗装屋、工務店などの現場管理に最適

足場, 屋根, タイル, 修理, 建物, 工事, アーキテクチャ, 家, 構造現場見守るくんは、足場屋、塗装屋、工務店など、様々な建設業の現場管理に活用できます。
例えば、足場の設置状況や塗装の進捗状況、工事の全体像などを、リアルタイムで確認できます。

また、現場の安全管理にも役立ちます。
カメラの映像から、危険な作業の有無不安全な行動を把握できるのです。

さらに、現場への不審者の侵入をいち早く察知することもできるでしょう。

このように、現場見守るくんは、建設業の様々な場面で活躍し、現場管理の効率化と高度化に貢献します。

盗難防止、施主の安心、進捗管理に役立つ

現場見守るくんは、盗難防止施主の安心進捗管理などの面でも大きな効果を発揮します。

まず、資材の盗難は建設現場の大きな問題ですが、現場見守るくんを設置することで、盗難を未然に防ぐことができます。

また、施主に対しては、工事の様子をリアルタイムで共有できるので、安心感を与えることができるでしょう。

さらに、定点観測により、工事の進捗状況を詳細に把握できるため、スケジュール管理にも役立ちます。

このように、現場見守るくんは、建設現場の様々な課題解決に貢献する、頼もしいツールなのです。

人手不足解消と働き方改革に貢献

建設労働者, ビルダー, 建てる, 建築家, 仕事, ワーカー, 工事, 男建設業界では、深刻な人手不足が問題となっています。
その解消のためには、限られた人員で効率的に現場管理を行うことが求められます。

現場見守るくんは、遠隔での現場監視を可能にすることで、人員配置の最適化に貢献します。

また、現場の安全性向上にもつながるため、労働災害の防止にも役立つでしょう。

加えて、カメラの映像から労働時間を適正に管理できるので、働き方改革の推進にも一役買います。

建設業界の持続的な発展のためには、人手不足の解消と働き方改革が不可欠です。
現場見守るくんは、そうした課題解決に向けた強力な味方となってくれるはずです。

以上のように、現場見守るくんは、建設現場の防犯対策に最適な防犯カメラです。
ネット環境の有無に左右されず、手軽に導入できるのが大きな魅力です。

建設業の方々は、ぜひ現場見守るくんの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ – 足場の防犯対策は早めに準備を

男性, 労働者, 工事, 足場, 人, 建物, アーケード, 足場, 足場

本記事では、足場の設置に伴う防犯対策の重要性について解説してきました。

外壁塗装やマンションの大規模修繕など、足場を要する工事では、空き巣や不法侵入のリスクが高まることを理解しておく必要があります。
特に、足場があることで、高所からの侵入が容易になる点には十分な注意が必要です。

窃盗、器物損壊、不法投棄など、足場に起因する様々な犯罪を防ぐためにも、入念な防犯対策が欠かせません
その中でも、防犯カメラの設置は非常に有効な手段です。

犯罪抑止効果はもちろん、施工会社の信頼性向上現場管理の効率化居住者の安心確保など、多くのメリットがあります。

ただし、防犯カメラだけですべてが解決するわけではありません。

カーテンの使用窓の施錠不審者への注意足場への立ち入り制限センサーライトや音響装置の設置工程表の入手など、総合的な防犯対策を講じる必要があります。

特に、ネット環境の確保が難しい現場では、「現場見守るくん」のような独立型の防犯カメラが役立ちます。
レンタル可能で手軽に導入でき様々な現場の管理に活用できる点は大きなアドバンテージです。
盗難防止、施主の安心、進捗管理など、多岐にわたる効果も見逃せません。

さらに、建設業界の人手不足解消働き方改革にも貢献するなど、現場見守るくんの活用価値は高いと言えるでしょう。

最後に強調しておきたいのは、足場の防犯対策は早めの準備が肝心だということです。
工事の計画段階から、施主と施工会社が連携して防犯体制を整えることが理想的です。
思いがけない犯罪から現場を守るためにも、一刻も早く防犯対策に着手しましょう。

足場の防犯対策は、安全・安心な工事現場の実現につながります。
建設業の健全な発展のためにも、防犯対策の重要性を再認識し、適切な対策を講じていくことが求められています。

本記事が、読者の皆様の防犯意識の向上具体的な対策の一助となれば幸いです。

この記事をシェアする

WRITERこの記事を書いた人

代表取締役 高橋侑大

Y.TAKAHASHI

代表取締役 高橋侑大

高校卒業後、足場屋にバイトで就職。
19歳で創業し、26歳で株式会社イー・スマイルを設立。
会社の中長期の未来を鮮明にする為、38歳で立命館大学大学院経営管理研究科に入学。
社長自ら圧倒的なリーダーシップで最前線に立ち続けることが大事な事に気付き
「すべては笑顔のために」スマイルサイクル®を実践中!
2024年3月立命館大学大学院経営管理研究科 前期課程修了。

関連記事

現場ですぐ使える!工事写真の撮り方のコツと注意点
社長コラム

現場ですぐ使える!工事写真の撮り方のコツと注意点

建設業の人手不足の原因と対策 – 2025年問題に備えよう
社長コラム

建設業の人手不足の原因と対策 – 20...

建設業のコスト削減方法と注意点を建設会社社長が解説
社長コラム

建設業のコスト削減方法と注意点を建設会社社長が解説